パパの皆さまに質問です。
最近、ママと子どものツーショット写真を撮ったのはいつですか?
もし、
「いつ撮ったか覚えてないな」
「そもそも撮ってないや」
というパパがいらっしゃいましたら
是非、今回の記事をご覧ください。
結論からお伝えすると
このままだと、大変なことになります!
というのは大げさかもしれませんが、もしかしたらパパ自身が気づいていないだけで、ママはずっと不満を抱えているかも知れませんよ。
1,ママたちの本音
世間のママの多くが、「パパと子どもの写真は多い(ママ撮影)のに、自分と子どもの写真がほとんどない」と嘆いていることをご存じでしょうか。
お祝い事や旅行など、イベント時に積極的に写真を撮るパパは多いと思いますが、実はそれだけでは足りないんです。
「子どもとの何気ない日常をパパに撮ってほしい」
そう思っているママが多いそうです。
普段から子どもの一番近くにいるママが、思い出を満足に残せていないという状況はとても悲しいですね。
中には、そんなすれ違いから夫婦関係が悪化してしまい、離婚に発展してしまうケースもあるんだとか、、、
1-1 写真フォルダやアルバムを開いてみよう
我が家では、ママがこまめに双方の両親へ子どもの写真を共有してくれているのですが、先日私の親サイドから「お前と子どもの写真ばっかりやないか!」とクレームが入りました。
私は最初、「いやいや、たまたまやろ」と思いました。
しかし、我が家で写真保管に利用している、LINEのアルバムを改めて見てみたところ、お出かけ時などの写真は、バランスよく写っているものの、普段の日常写真については、私と子どもの写真ばかりでした。
ママが撮ってくれていた写真たち
このことについてママに聞いたところ
「パパは比較的撮っているほうだとは思うけど、もっと撮ってほしい」とのこと。
なんてこった、、、
考えてみたら、私は写真を撮ることは好きなのですが、「どうせ撮るなら渾身の一枚を撮りたい。」と素人のくせにこだわるタイプで、撮る枚数はそこまで多くありませんでした。
ましてや日常的な写真は、わざわざ撮ろうとさえ思っていませんでした。
ちなみにアイキャッチの画像は、フォルダを探しまくって何とか見つけた1枚です。(画質最悪ですね)
こういうのって、ママが普段から写真を撮ってくれていればいるほど気づきにくいのかもしれません。
お恥ずかしい限りです。
パパの皆さまも、この機会に写真フォルダやアルバムを開いて確認してみてください。
そして、是非ママにも「自分のカメラマンっぷりについて」聞いてみてください。
アルバムに母子写真がたくさんあって、ママからの太鼓判をもらえたパパさん
心から尊敬します。爪の垢を煎じて飲ませてください。
そうではなかったパパさん
一緒に穂波真太郎を目指しましょう!
いわずと知れた、この人ですね
1-2 パパが写真を撮らない理由
一般的に、パパはママに比べて家族の写真を撮る機会が少ないようですが、どうしてなのでしょうか。
【パパが写真を撮らない理由】
・写真を撮るのが苦手
・撮るのがめんどくさい
・フィルター越しではなく自分の目に焼き付けたい
などなど、理由はいろいろ考えられそうですね。
そんなパパたちは、
まず次の章で、子育てにおいて家族の写真が果たす役割について一緒に見ていきましょう。
2,子育てにおける写真の重要性
私が、これまでの行動を改めるためにまず行ったのは、そもそも写真をたくさん撮ると、どんないいことがあるのか?
について調べることでした。
具体的に「こんないいことがある」と自覚できれば、自然と行動も変えやすいと思ったからです。
2-1 子どもの自己肯定感UP
ズバリ、この情報を見て行動を改めると心に決めたといっても過言ではないのですが、家族写真を家に飾ると、子どもの自己肯定感がUPするというのは、多くの研究で証明されているそうです。
最近話題になっている、『非認知能力』ですね。
【自己肯定感が高い人の特徴】
・自分に自信があり、ポジティブ思考
・失敗を恐れない
・主体性がある などなど
家族写真を飾っている家庭の子どもは
「自分は親から大切にされている」
「自分には良いところがある」
「今の自分が好きだ」
と答えた割合が、飾っていない家庭の子どもよりも高いそうです。
家族写真を家に飾ることで「あなたはこの家族にとって大切な存在です」というメッセージが子どもに伝わり、家庭が安全で安心できる場所なんだと認識してくれるのだそう。
出張撮影マッチングサービス「fotowa」を運営するピクスタ株式会社が行ったアンケートがわかりやすかったのでご紹介します。
【全国15歳〜29歳の212名の男女を対象としたアンケート】
「家族からの愛情を感じる写真」の特徴5つ
①赤ちゃんの頃の写真 ②自然体の写真 ③家族全員で写っている写真 ④親が子どもに視線を注いでいる写真 ⑤抱っこやハグなど親子の密着度が高い写真
「家族からの愛情を感じる写真」を持っている人の方が、そうでない人よりも「自分の親から大切にされていると感じる」と回答する割合が高く、その差は32.1ポイント。
「家族からの愛情を感じる写真」を持っている人の方が、そうでない人より非認知能力における数値が高い。最も差が大きいもので「難しい問題にぶつかったときにあきらめずに取り組めますか?」が21.0ポイント、次いで「自ら目標を持ってなにかに取り組む方ですか?」が19.2ポイント。
詳しく見たい方は以下リンクより確認してみてください。
子どもの「やりきる力」「協調性」向上に家族写真が有効
でも、家族写真や子供の写真があれば、わざわざパパが母子写真を撮らなくてもいんじゃない?
と思ったそこのパパ!
グッと飲みこんで、次のアンケート結果も見てください。
実に85%の男女が「母親と一緒に写っている写真」を見た時に「愛されて育ったと実感する」と回答したそうです。
まさに「母の愛は偉大」ですね。
そして興味深いのは、カメラ目線の写真より「素の表情」が写し出された自然体の写真の方が、愛情をより実感できるという結果です。
我が家ではウェディングフォト×2回、マタニティフォト、百日祝フォトと節目節目でプロに撮影をお願いしています。
仕上がりはとても素晴らしく毎回満足しているのですが、良くも悪くも自分たちで撮る写真とは別物です。
そもそもプロのカメラマンを前にして自然体でいるって難しいですよね。
つまり、ママの自然体をカメラに収めることができるのは、この世でパパ以外にいないということです。
子どもが大きくなっても、ママの愛情を十分に認識し、自己肯定感がしっかりと育つ。
母子写真にそれだけの力があると考えると、たくさん撮ってあげたくなりませんか。
2-2 家族のコミュニケーションツール
写真=過去の思い出なわけですから、それを家族で見ることで、自然と会話が生まれますよね。
壁に飾るまではいかないにしても、アルバムなどを見返すことは、子どもだけでなくパパママにとってもとても楽しい時間になるはずです。
我が家でも、旅行などの写真は専用アルバムを作っているのですが、たまに見返して「ここの店おいしかったな」とか「ここは景色がすごかった」など話していると、当初の記憶がよみがえってとてもうれしくなります。
現像した写真をきれいに残したいという方にはアルバスもおすすめです。
我が家でも、ママの妊娠を機に利用を初めましたが、エコー写真などもきれいな形で残せ、何より月毎にきれいに整理できるのがうれしいポイントです。
また子どもは、その時のことをよく覚えていなくても、写真を見ながら一緒に振り返ることで、楽しい体験として記憶が上書きされていくそうです。
3,「写真を撮る」の捉え方を変えてみよう
ここまで書いたように、パパも写真をたくさん撮るということは、子どもや家族にとってとてもメリットがあるということを
理解いただけたかと思います。
これはあくまで私見ですが、
以前の私含め、写真を撮るのに消極的なパパさんは、家族の写真を撮るという行為を「娯楽や趣味」としか、とらえていないのではないかと思います。
だから、「そもそも必要性を感じなかったり、苦手やめんどうだから」という理由で積極的になれないのではないでしょうか。
しかし、ここまでお伝えしてきたように、こと子育てに関して言うと、ママだけでなくパパも積極的に写真を撮るということは子どもにとっては良いこと尽くめです。
なので私は、
写真を撮ることを「育児」の一環だと定義することにしました。
つまり「ミルクやおむつ替えと同じように、子どもにとっては不可欠なこと」という認識を持つことで、写真を撮るハードルがぐっと下がったような気がします。
育児である以上、ママだけに負担してもらうわけにもいきませんしね。
こんな風に、「写真を撮る」ということの捉え方を変えてみることで、パパ自身がポジティブな気持ちでシャッターを押す、ということが大切だと思います。
4,「写真を撮る」ことは「関心を持つ」ということ
私自身が、日常写真を積極的に撮るようになってから気づいたことがあります。
それは、「子どもやママを観察する時間が増えた」ということです。
写真を撮ることが習慣になると、常にシャッターチャンスを探している状態(気が張っているという意味ではありませんが)
なので自然と家族のほうに意識が向いているのだと思います。
もしかすると、ママたちの「もっと写真を撮ってほしい」というメッセージの裏には、「もっと関心を持ってほしい」というメッセージが込められているのかもしれませんね。
この記事を通じて、一人でも多くのパパさんが、これまで以上にカメラと意識を家族に向ける機会が増えるといいなと思います。
子育てに関する情報はインスタとYouTubeでも配信していますので、是非ご覧ください。
Wrote this article
ぽんパパ
2024年6月に第1子(息子)が誕生した好奇心旺盛パパ(30代前半) 1年間の育児休暇を通じて、パパのための育児情報を発信中! 田舎が大好きで、これまで8県で居住(各県2年以上)。 【趣味】 映画⇒500本以上所持。 ゲーム⇒10時間ぶっ通しは余裕。 キャンプ⇒道具が好き、焚火も好き。 資産形成⇒20代で『老後〇〇万円問題』の純資産突破。