2度のお食い初め(百日祝い)体験から伝えたい!育児を楽しむということ - パパのすゝめ

2度のお食い初め(百日祝い)体験から伝えたい!育児を楽しむということ
この記事はだいたい 13 分前後で読めます。

こんにちは、ぽんパパです。

前回の記事では、お食い初めの際に鯛の姿焼きに挑戦したという話を紹介させていただきました。

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パパだって成長する!お食い初めで鯛の姿焼きに挑戦した話 少し前の話になりますが、息子の100日祝いでお食い初めを行いました。 お食い初めって子どもができるまで知らなかった……

記事の中で、我が家はお食い初めを2度実施したとお伝えしていたと思いますが、今回はその内容について詳しくお話ししていきたいと思います。

1,お食い初めとは

お食い初めというのは子どもの生後100日を記念して行うお祝いで、「一生食べ物に困らないように」という願いを込めて赤ちゃんにお箸で食べる真似をさせる伝統的な行事です。

初めて箸を使って食事をすることから「箸揃え」などとも呼ばれるようです。

従来は、自宅で行うのが当たり前だったお食い初めですが、最近では料亭やレストランでもお食い初めプランが増えてきていますね。

料亭でのお食い初めセット(イメージ)

また自宅で行う場合でも「準備が大変そう」という方には、食器や料理などの準備物を全てセットで届けてくれるネット注文サービスもあります。

お祝い膳.comのような専門店だけでなく楽天市場やアマゾンなどの大手ECサイトでも取り扱いがあるため、様々なニーズに対応できます。

「自宅で行うのか」「飲食店で行うのか」、はたまた「自分たちで準備するのか」「外部発注するのか」。

いずれにしても生後100日を迎えた子どもや家族にとって素晴らしい体験になることは間違いありません。

パパママでしっかり話し合って最高の思い出を作りたいですよね。

2,《第1回》 お食い初め実施

ここからは我が家のお食い初めについてご紹介していきたいと思います。

我が家でも、お食い初めをどのような形で実施するかについてママと何度も話し合いました。

結果として、
・2人とも育児休暇中で余裕がある
・ぽんパパが「自分で鯛を焼く!」と駄々をこねた

以上により自宅かつ料理も自前で用意することになりました。

振り返って考えてみるとこの選択はすごく良かったと思っています。

お食い初めは各料理に意味が込められているため、メニューがある程度決まっているのは想定していましたが、実は食器についても決まりがあります。

お椀は漆器や素焼きのものを使用し、箸は柳の白木。

そして器の色は、男の子は朱塗り、女の子は外側は黒塗りの内側が朱塗りが基本だそうです。

我が家には条件に合うものがありませんでしたが、家にある食器で工夫してやると決めていたので、できるだけ見栄えが良くかつ全体的なバランスよい食器の組み合わせを2人で試行錯誤しました。

家中のお皿を順番に並べてみては、「ああでもないこうでもない」と議論を重ね、最終的にはキャンプ用の食器まで引っ張り出す始末(しかもそれが鯛の姿焼用の皿に採用されました笑)

第1回お食い初め料理
試行錯誤して選び抜いた食器たち

こういった準備段階の苦労も相まって、お食い初めはとてもいい思い出になっています。

ここまでご紹介したように、1度目のお食い初めは、できるだけ伝統的な決まりに忠実に実施しました。

第1回お食い初め写真
メニューも服装もフォーマル

3,実施後に感じたこと

準備段階では特に何も思わなかったのですが、いざお食い初めを終えて「これで息子は一生食べるものに困らないな!」と思うと同時に、ある考えが頭に浮かびました。

それは、、、

「食べるものに困らない」って願いとしてちょっと物足りなくない?

というものです。

もちろん世の中には、それすらままならない子どもがいることは重々承知しています。

それでも、現代の日本に生まれてきてくれた我が子への願いとしては、もっと強欲になってもいいのではないかと考えました。

このことをママに伝え、話し合った結果、お食い初め第2弾を実施することになったのですが、「どうせやるなら私たち家族のオリジナルお食い初めをやるぞ」ということになりました。

4,《第2回》 お食い初め実施

2回目のお食い初めを行うにあたって軸となる息子への願いは「一生食べることを楽しんでほしい」というものでした。

というのも、私たちは夫婦共に(特に私)は食べることが大好きで、食べたことがないものや見たことがないものに出会うと、トライせずにはいられない性分です。

生きている限り食事は毎日のことです。

毎日のことだからこそ、積極的に楽しむことが人生を豊かにする方法の1つだと思います。

なので息子にも、一生を通じて好き嫌いなく食べることを「楽しんでほしい」と心から思っています。

そんな願いを込めつつ、メニューについても夫婦2人の好きなものを持ち寄り、各メニューの意味も完全オリジナルで考えていきました。

ステーキ⇒「ずっと肉を食べられる若々しさ」
ポテトフライ⇒「最高の友達(肉)と出会って」
白米⇒「みんなの拠り所」「誰とでもうまくやれる懐の深さ」
サラダ⇒「初心(フレッシュさ)を忘れない」
鯛焼き⇒「悩んだら甘いものでリフレッシュ」
ラムネ⇒「遊び心を忘れずに」「イベント事は全力で楽しんで」

第2回お食い初め料理
夫婦で試行錯誤したメニューたち

また、1度目のお食い初めでは、口に運ぶ順番も決まり通りに実施しましたが、なんせ今回は完全オリジナル。

食べる順番も私たち夫婦の気分次第!

・「肉を食べたらやっぱりお米だよね」
・「途中で甘いものを挟んでもいいよね」

と食べる真似事ながら、息子には食事を心行くまで楽しんでもらいました。

第2回お食い初め写真
メニューも服装もカジュアルに!

5,2度のお食い初めを終えての感想

お食い初めは、本来人生で一度きりの行事です。

とはいえ、「1度きりでなければいけない」なんて決まりはないはずです。

少なくとも我が家では、2度にわたりお食い初めを行ったことで、家族の思い出がより楽しく充実したものになったことは言うまでもありません。

昔からの風習はとても大事で重んじるべきである一方で、そこに縛られる必要もないはずです。

子どものことを真剣に考えて、幸せを願う気持ちに不正解などあるはずがありません。

大事なことは、自分たち家族が「どうすれば楽しめるのか」を話し合ったうえで行動することだと思います。

今回はお食い初めというライフイベントについての話でしたが、イベント事に限らず、何気ない日常を自由に楽しく過ごしていくことが、子どもだけでなく家族全員にとって幸せなことだと思います。

ここで1冊の本を紹介したいと思います。

『いつか家族でやりたい 99の楽しいことリスト』

この本は、特別な道具や出費などを伴うことなく、何気ない日常を工夫一つで楽しくて忘れられない思い出にさせてくれる。

そんな家族で楽しめる方法を99通りも紹介しています。

本の中には、私自身が小さいころに家族で経験して楽しかったことや自分が家族を持ったらやってみたいと思っていたことがたくさん載っており、作者のむぴーさんには勝手にシンパシーを感じています。笑

私自身がそうだったように、家族で過ごす特別な日常は、親が思っている以上に子どもの記憶にはキラキラしたものとして残り続けます。

気になった方は是非読んでみてください。

また、今回ご紹介したお食い初めを含めインスタではお役立ち情報を含めた様々な情報を発信しています。

是非ご覧ください。

Wrote this article

ぽんパパ

ぽんパパ

2024年6月に第1子(息子)が誕生した好奇心旺盛パパ(30代前半) 1年間の育児休暇を通じて、パパのための育児情報を発信中! 田舎が大好きで、これまで8県で居住(各県2年以上)。 【趣味】 映画⇒500本以上所持。 ゲーム⇒10時間ぶっ通しは余裕。 キャンプ⇒道具が好き、焚火も好き。 資産形成⇒20代で『老後〇〇万円問題』の純資産突破。

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