パパになって最初の重大任務。それが出産後手続きです。
私自身、書類を整理したり、計画的に物事を進めたりするのは得意なつもりでしたが、いざ直面してみると大混乱。
結局妻に助けてもらいながらなんとか完了しました、、、
実際に経験してみて、特に混乱する原因となったのが、以下の2点です。
・全ての申請が出産直後にまとめて行えるわけではなく、申請タイミングが異なる手続きがある
・申請後の認定通知や決定通知が発行されるまで期間が発生するものが多い
出産関連冊子やネットを見てみると、申請手続きの一覧等は、わかりやすく載っているものの
「どんな順番で申請していくのが良いのか?」
「この必要書類は一体いつになったら揃うのか?」
「申請後の決定通知は一体いつになったら届くのか?」
などがもっとわかりやすく知れたらよかったなぁ、と思った記憶があります。
なので、ブログを始めるよりずっと前から「もしブログを始めたらの1記事目は絶対これだな!」と密かに考えていました笑
本ブログを見て頂くことで、
・出産後の各種手続きや必要書類を網羅できる
・具体的な申請フローや認定までの期間等を時系列で把握できる
を知っていただけると思います。
私のような「出産後手続き難民パパ」を生み出さないためにも、しっかり予習してもらうことで産後で大変な時期のご夫婦ストレスを少しでも減らせると嬉しいです。
1,手続きリスト一覧
以下のリストは、基本的な各種申請手続きを一覧化したものです。
各家庭ごとに環境が異なるかと思いますので、参考までに我が家の情報を載せておきます。
- 夫婦共働き会社員
- 夫婦ともに1年間の育児休業取得
- 息子はぽんパパの扶養加入
赤字にしているのは、準備品として想定外だったものです。
子どもの医療費助成の申請については、まずは勤務先に対して子どもの健康保険証の加入申請が必要です。
しかし、自治体によっては未取得でも先行して手続きができるところもあるようですので、ご自身の自治体の対応内容についてあらかじめ確認しておくのが良いと思います。
また、マイナンバーカードを申請しておくと、手続きがスムーズ進む申請もありますので、番号通知書が届いたら(自動的に届きます)速やかにWEB申請をしておくのがおすすめです。
ただマイナンバーカードの申請で唯一困ったのが、顔写真です。
新生児に対して「背景は白」かつ「正面向き」かつ「目を開けている」写真を撮れというのは難易度高すぎです!
それだけで1時間以上かかりました笑
この顔写真については2024年12月2日以降不要になりました。
上記以外でも、以下のリストにあるものも押さえておくとよいと思います。
私が住んでいる自治体では、産前産後で5万円ずつ、計10万円の応援金をもらうことができました!
また育児休業扶助金の申請に際しては、私の勤務先では
・育児休業給付金決定通知書
・子どものマイナンバーカード
が必要でしたので、苦労してカードを作っておいてよかったです。
2,各種申請フロー【時系列表】
ここでは、実際の我が家の対応フローを元に各種申請の流れについてご紹介したいと思います。
6月第2週に息子が誕生してから、すべての手続きが終わる(通知が届く)のが8月末。
実に2か月半を要したことになります。
フローを見て頂くと、ほとんどの申請が産後すぐに実施できるのがわかるかと思います。
一方でタイミングがずれるため注意が必要なのが、「子供の医療費助成」と「出産手当金」です。
まず、子供の医療費助成の申請に際しては、子供の健康保険証が必要ですので、必然的に期間がずれます。
※上記でも書きましたが、自治体によっては後日提出でもよい場合があるようです。
そして出産手当金については、産休が終わる8週間以降に申請可能となり、具体的には出産日から57日目以降の申請となります。
こうして時系列で整理することで、漏れなく申請ができそうですね。
3,ぽんパパ失敗事例
恥ずかしながら私が犯してしまった失敗事例を紹介します。
同じ轍は踏まないように反面教師として参考になれば幸いです。
1,出産手当金の申請を完全に失念
もうこれは言い訳の余地なしです。完全に忘れていました。
しかも最悪なことに、産院への記入依頼すら忘れていました。
幸い妻が気づいてくれて、事なきを得ましたが、気を付けなければいけないのは、出産手当金自体の申請は2年以内であれば可能ですが、産院が申請書の記入を受け付けてくれる期間は別だということです。
お世話になった産院では出産から2か月以内ということだったのでギリギリセーフでした汗
2,申請後の通知時期を把握しておらず、役所窓口に迷惑をかけた。
時系列表でもわかる通り、申請によっては結果通知までに2か月以上かかったものもありました。
無知な私は、「遅くとも1か月以内には通知が届くだろう」くらいにしか考えていなかったため、通知が来ないことで、段々不安になり、「ちゃんと申請ができていなかったのかも」と役所窓口に確認に行くという愚行を犯してしまいました。
窓口の方が所要期間について丁寧に教えてくれました。
4,ここを押さえておこう。ポイント2つ
ポイント① 「遅れると損してしまうもの」「玉突き申請になるもの」は最優先に!
期日があるものを期日内に申請するのはもちろんそうですが、期日内でも申請が遅れることで損をしてしまうのが児童手当です。
児童手当は産後15日以降の申請になると、初月分の支給を逃す(遡及不可)リスクがあります。
準備物も難しくないので、出生届を提出するタイミングで一緒に申請するようにしましょう。
また、健康保険証についても1か月検診で必要になりますので、早めに申請するのが良いです。
こちらは後日精算が可能ですが、手間が増えますので可能なら間に合わせましょう。
健康保険証は子どもの医療費助成申請にも必要になりますので、いずれにせよ産後すぐに勤務先に申請を出すようにしましょう。
ポイント② 決定通知などの返送時期も知っておこう
失敗事例でもあるように、申請したはいいものの、その結果がいつ届くのか、についても押さえておくと心のゆとりができます。
特に給付金関係は通知書が届いてから、実際の支給はさらに時期が後ろになりますので、家計にも大きな影響を及ぼします。
今回の時系列表はあくまで私の住んでいる自治体および勤務先の所要期間ですので、ご自身の環境でしっかりと確認しておくことが重要です。
最後に
ここまで偉そうなことを書いてきましたが、私自身も「出産後手続き難民パパ」でした。
本記事の作成に際して、調べれば調べるほど、自身の行動を振り返れば振り返るほど「もっとこうしておくべきだった」という反省点だらけです。
中でもとりわけ反省しているのは、「事前準備(下調べ)が圧倒的にできていなかった」ということです。
申請自体についてはやる気満々でしたが、正直下調べは妻に任せていた部分がありました、、、スイマセン。
出産後申請は一見ややこしくて、目をそむけたくなりますが、きちんと情報を整理して臨めばなんてことはない申請の積み重ねです。
これからお子さんの誕生を控えたパパさんは、しっかりと準備をしたうえで、スマートに初仕事をこなしていただくことを望んでいます。
ママへ、、、
2人目の時はもう全部任せて!
Wrote this article
ぽんパパ
2024年6月に第1子(息子)が誕生した好奇心旺盛パパ(30代前半) 1年間の育児休暇を通じて、パパのための育児情報を発信中! 田舎が大好きで、これまで8県で居住(各県2年以上)。 【趣味】 映画⇒500本以上所持。 ゲーム⇒10時間ぶっ通しは余裕。 キャンプ⇒道具が好き、焚火も好き。 資産形成⇒20代で『老後〇〇万円問題』の純資産突破。